EMCAとはなにか
このページではエスノメソドロジー・会話分析とはなにか、ごく入門的な紹介を行います。どこから目を通していただいても大丈夫なように書かれていますが、頭から順に読んでいくとよりわかりやすいはずです。
- イントロダクション(平本 毅)
- エスノメソドロジーとは(秋谷 直矩)
- 会話分析とは(黒嶋 智美)
- エスノメソドロジーの国外における広がり(森 一平)
- エスノメソドロジーの国内における広がり(海老田 大五朗)
- 会話分析研究の国外での広がり(川島 理恵)
- 会話分析の国内の広がり(森本 郁代)
- どんな領域の研究をしているのか(戸江 哲理)
文献紹介
もっと学びたいひとのためのエスノメソドロジー・会話分析文献リストです。
- 小宮友根・黒嶋智美 (編), 2023 実践の理論を描く: 相互行為のなかの知識・身体・こころ
- 秋谷直矩・團康晃・松井広志編,2021,楽しみの技法:趣味実践の社会学
- 是永論・富田晃夫編,2021,エスノメソドロジー 住まいの中の小さな社会秩序 家庭における活動と学び:身体・ことば・モノを通じた対話の観察から
- 鈴木雅博, 2022, 学校組織の解剖学: 実践のなかの制度と文化
- 五十嵐素子・平本毅・森一平・團康晃・齊藤和貴(編)、2023、学びをみとる --エスノメソドロジー・会話分析による授業の分析--
- 海老田大五朗、2020、デザインから考える障害者福祉――ミシンと砂時計――
- 前田泰樹・西村ユミ、2018、遺伝学の知識と病の語り
- 前田泰樹・西村ユミ、2020、急性期病院のエスノグラフィー
- 松永伸太朗、2020、アニメーターはどう働いているのか
- 池上 賢、2019、“彼ら”がマンガを語るとき、──メディア経験とアイデンティティの社会学
- 高田 明、2019、相互行為の人類学──「心」と「文化」が出会う場所
- 海老田 大五朗、2018、柔道整復の社会学的記述
- 平本毅, 横森大輔 , 増田将伸, 戸江哲理, 城綾実(編)、2018、会話分析の広がり
- 伊藤翼斗、2018、発話冒頭における言語要素の語順と相互行為
- 戸江 哲理、2018、和みを紡ぐ──子育てひろばの会話分析
- 城 綾実、2018、多人数会話におけるジェスチャーの同期──「同じ」を目指そうとするやりとりの会話分析(ひつじ研究叢書(言語編) 第151巻)
- 高梨克也、2017、基礎から分かる会話コミュニケーションの分析法
- 水川喜文・秋谷直矩・五十嵐素子編、2017、ワークプレイス・スタディーズ──はたらくことのエスノメソドロジー
- 串田秀也・ 平本 毅・林 誠、2017、会話分析入門
- 松永伸太朗、2017、アニメーターの社会学──職業規範と労働問題
- 是永論、2017、見ること・聞くことのデザイン──メディア理解の相互行為分析
- 高木智世・細田由利・森田笑、2016、会話分析の基礎
- 高田 明・嶋田 容子・川島 理恵編、2016、子育ての会話分析──おとなと子どもの「責任」はどう育つか
- 酒井泰斗・浦野 茂・前田泰樹・中村和生・小宮友根 編、2016、概念分析の社会学2──実践の社会的論理
- ジョン・ヘリテッジ、ダグラス・メイナード 編、2015、診療場面のコミュニケーション──会話分析からわかること
- デイヴィッド・フランシス/スティーヴン・ヘスター、2014、エスノメソドロジーへの招待──言語・社会・相互行為
- 西阪 仰・早野 薫・須永将史・黒嶋智美・岩田夏穂、2013、共感の技法──福島県における足湯ボランティアの会話分析
- 南出和余・秋谷直矩、2013、フィールドワークと映像実践──研究のためのビデオ撮影入門
- マイケル・リンチ(水川喜文・中村和生 監訳)、2012、エスノメソドロジーと科学実践の社会学
- 小宮友根、2011、実践の中のジェンダー──法システムの社会学的記述
- Sarah Collins, Nicky Britten, Johanna Ruusuvuori and Andrew Thompson 編(北村隆憲・深谷安子 監訳)、2011、患者参加の質的研究──会話分析からみた医療現場のコミュニケーション
- 杉原由美、2010、日本語学習のエスノメソドロジー──言語的共生化の過程分析
- H. サックス/E. A. シェグロフ/G. ジェファソン (西阪 仰 訳・S. サフト 翻訳協力)、2010、会話分析基本論集──順番交替と修復の組織
- 串田秀也・好井裕明、2010、エスノメソドロジーを学ぶ人のために
- 酒井泰斗・浦野 茂・前田泰樹・中村和生 編、2009、概念分析の社会学──社会的経験と人間の科学
- 鶴田幸恵、2009、性同一性障害のエスノグラフィ──性現象の社会学
- 前田 泰樹、2008、『心の文法 - 医療実践の社会学』(新曜社)
- 有元典文・岡部大介、2008、デザインド・リアリティ──半径300mの文化心理学
- 西阪 仰・高木 智世・川島 理恵、2008、女性医療の会話分析(テクノソサエティの現在3)
- 西阪 仰、2008、分散する身体──エスノメソドロジー的相互行為分析の展開
- 前田泰樹・水川喜文・岡田光弘 編、2007、ワードマップ エスノメソドロジー──人びとの実践から学ぶ
- 山崎敬一 編、2006、モバイルコミュニケーション──携帯電話の会話分析
- 串田秀也、2006、相互行為秩序と会話分析──「話し手」と「共‐成員性」をめぐる参加の組織化
- ダグラス W. メイナード (樫田 美雄・岡田 光弘 訳)、2004、医療現場の会話分析──悪いニュースをどう伝えるか
- 秋葉 昌樹、2004、教育の臨床エスノメソドロジー研究──保健室の構造・機能・意味
- 山崎敬一、2004、実践エスノメソドロジー入門
- 山崎敬一、2004、社会理論としてのエスノメソドロジー
日本語で書かれたEMCA文献リスト
会員サービスの一環として、網羅的な文献リストを作成しました(三部光太郎会員[千葉大学大学院]監修・作成、黒嶋智美会員[玉川大学]編集協力)。会員、非会員を問わず、エスノメソドロジー・会話分析に関心をおもちのかたに、広くご活用いただけたらと思います。追加のご要望、修正のご指摘は三部光太郎会員までお寄せください。
情報提供
EMCAの日本国内における研究者・研究会の紹介です。
- EMCAを専門とする教員がいる大学
- エスノメソドロジー・会話分析(EMCA)を学ばれる方への情報提供の一環として、教育研究機関に所属して活動する会員のリストを作成しました。
- 各地のEMCAに関連する研究会
- EMCA研究会会員が各地でおこなっている研究会のうち、比較的恒常的に開催されている研究会の情報を集めてみました。