2018年度第2回エスノメソドロジー・会話分析入門セミナー

エスノメソドロジー分析入門セミナーについて

今年度2回目のエスノメソドロジー・会話分析入門セミナーを下記の通り3月2日(土)に実施しますので、エスノメソドロジー・会話分析の学習に興味をもたれている方は是非ご参加ください。今回のセミナーは、EMCAの基本的な分析方針を学んでいただくことを目的としております.本セミナーがEMCAを学びたいと考える人にとっての入口となれば幸いです。

参加希望者は以下リンク先のフォームより申込をお願いします。各コマにつき別個の受付になりますので、受講されるコマを選んで申し込まれてください。先着順ですので、お早めの申込を推奨します。

概要

開催日

2019年3月2日(土)
10:30-12:30 「EMの視点(見ることを中心に)」 講師:團康晃(大阪経済大学講師)
[申込]
13:30-15:30 「テクストの分析」 講師:岡沢亮(東京大学大学院学際情報学府 博士課程)
[申込]
15:45-17:45 「会話分析の基本的な考え方」 講師:劉礫岩(NICT研究員、京都学園大学非常勤講師、京都文教大学非常勤講師)
[申込]

会場

  • 大阪経済大学G52教室
    (大阪市東淀川区大隅2-2-8)

定員

  • 20名(セミナーごと)

参加費

  • EMCA研会員1000円、非会員2000円(セミナーごと)
    • ご参加を希望されるセミナーごとに上記リンク先からお申込下さい。セミナーと講師の詳細は下記のとおりです。
    • セミナーに関するお問い合わせは までお願いいたします。

セミナー詳細

「EMの視点(見ることを中心に)」

    • 講師:團康晃(大阪経済大学講師)

 エスノメソドロジー(EM)の名を冠した論文を実際に読み進める初学者にとって、そこで扱われるデータや調査手法の多様性は困惑の種となるかもしれません。というのも、そこでは様々な調査手続きで得られた様々なデータ~ビデオデータや会話の録音データだけでなく、フィールドノーツや雑誌、行政資料等~が分析の俎上に挙げられているからです。
 本セミナーにおいては、様々な調査で得られたデータについて「人々が用いている方法を特定することでその人々が行っている行為に記述を与える」ことこそが、エスノメソドロジーの一貫した問題関心であることを論じていきます。
 その上で、今回は「見ること」に注目し、ふだん私たちがしている様々な「見ること」、街の光景を見たり、映像を観たり、テクストを読むことを、EM研究として一貫した視座から扱っていくための分析的な立場について、具体的な事例をもちいて講義したいと思います。

「テクストの分析」

    • 講師:岡沢亮(東京大学大学院学際情報学府 博士課程)

 私たちの日々の生活のなかには、新聞や雑誌、小説や論文、ウェブ上の文章など、様々なテクストが溢れています。また社会学の研究者やそれを志す人のなかには、そうした様々なテクストを分析し研究している人も多いでしょう。本セミナーでは、エスノメソドロジーの立場からのテクストの分析のやり方について学びます。
 エスノメソドロジー研究は、テクストを行為や活動としてとらえ、個別具体的なテクストにおいていかなる行為や活動がなされているのか、それらの行為や活動はいかにして理解可能になっているのかを明らかにしようとします。セミナーでは、既存の研究事例の紹介を踏まえながら、こうした立場や視点を身につけたうえで、テクストデータを分析する実習を通じてその手つきを体験していきます。

「会話分析の基本的な考え方」

    • 講師:劉礫岩(NICT研究員、京都学園大学非常勤講師、京都文教大学非常勤講師)

 近年、日本語で読める会話分析の入門書が増えつつありますが、実践的な分析技術は文献から学ぶことが困難なため、実際に会話分析を自分の研究に取り入れようとする際に、何に注目し、どのように分析を進めればよいか分からない人も少なくないと思われます。本セミナーでは、文献から会話分析の方法を紹介しつつ、実習形式によって分析の感覚を掴んでもらうことを目指します。

  • エスノメソドロジー/会話分析研究会セミナー企画担当 seminar[at]emca.jp