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2014年度第2回エスノメソドロジー分析入門連続セミナー

掲載:2015年02月12日

エスノメソドロジー分析入門セミナーについて

  多種多様な「データ」を用いて研究するエスノメソドロジーには、会話分析のように 分析の道具立てが標準化されている領域を除けば、決まった分析の方法というものが ありません。このことは一方でエスノメソドロジー研究に携わることを難しくし、 他方でその分析の妥当性について疑問がもたれやすい要因となっています。 しかし、決まった方法はなくても、どんなデータに向かうときにもエスノメソドロジー 研究者が気にかけている分析の視点ないし方針は存在します。この連続セミナーでは、 とくに「会話データ」以外を分析対象として実際にエスノメソドロジー研究をおこなう ために分析のしかたについて学びたいと思う大学院生・研究者の方向けに、分析の視点 をレクチャーします。
  研究会会員には参加費の割引もございますので、これを機会にぜひ入会もご検討ください。(→入会のご案内

日時

  • 開催日: 3月9日(月)
  • 開催場所: 立命館大学梅田キャンパス第七教室 (大阪市北区小松原町2-4 大阪富国生命ビル5階) [地図]
  • 10:00-12:00「エスノメソドロジーの視点」(セミナー番号14em04)
    • 講師:小宮友根
    • 定員:20人
    • 参加費・資料代等:会員1500円/一般2500円
  • 13:15-15:15「インタビューデータの分析」(セミナー番号14em05)
    • 講師:森 一平
    • 定員:20人
    • 参加費・資料代等:会員1500円/一般2500円
  • 15:30-17:30「フィールドノートの分析」(セミナー番号14em06)
    • 講師:團 康晃
    • 定員:20人
    • 参加費・資料代等:会員1500円/一般2500円

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各セミナーの講師と内容紹介

「エスノメソドロジーの視点」(セミナー番号14em04)

  • 講師:小宮友根(東北学院大学准教授)
  • 代表業績
    • 小宮友根(2011)『実践の中のジェンダー』新曜社.
    • 小宮友根(2012)「評議における裁判員の意見表明」『法社会学』77.
セミナー内容
このセミナーではどんなデータを分析する際にも共通する、エスノメソドロジー の基本的な視点を学びます。エスノメソドロジーは、社会成員にとっての実践的 な理由づけの構造の探求です。したがってどんなデータに対しても、そこに記録 された行為なり活動なりが産出されるとき、そこで社会成員が気にかけていた/ 気にかけるべき問題は何であり、そのことが産出された行為や活動の構成のうち にどのように読み取れるかというのが、分析者にとっての探求課題になります。 セミナーではいくつかの有名な研究を紹介することで、この探求の面白さと、 データに向かう共通の態度を感じていただければと思います。

「インタビューデータの分析」(セミナー番号14em05)

  • 講師:森一平(東京大学社会科学研究所附属社会調査・データアーカイブ研究センター助教)
  • 代表業績
    • 森一平(2011)「相互行為のなかの『知っている』ということ――社会化論が無視してきたもの」『教育社会学研究』第89集,pp.5-25.
    • 森一平(2014)「授業会話における発言順番の配分と取得――『一斉発話』と『挙手』を含んだ会話の検討」『教育社会学研究』第94集,pp.153-172.
セミナー内容
「話を聞くことによってしか知りえないことを知る」、「フィールドの事情によって 現場の記録を取ることが難しい」など、多くの研究者が様々な理由からインタビュー 調査をおこなっているように思います。しかし、いざインタビューデータを分析しよ うとすると、これが必ずしも容易ではないことに気づかされるはずです。本セミナー では、インタビューデータをエスノメソドロジーの立場から分析するやりかたについ てお話したいと思います。具体的には、
  1. インタビュー調査によって何がえられるか
  2. それをえるためにどうデータと向き合ったらよいか
  3. 具体的にどう分析をおこなえばよいか
の3点に焦点をあて、具体的なデータを用いた実習を交えながら学んでいきたいと 考えています。

「フィールドノートの分析」(セミナー番号14em06)

  • 講師:團康晃(東京大学大学院学際情報学府博士課程)
  • 代表業績
    • 團康晃(2014)「学校の中の物語作者たち――大学ノートを用いた協同での物語制作を事例に」『子ども社会研究』(20),pp. 3-16.
    • 團康晃(2013) 「学校の中のケータイ小説 ――ケータイ小説をめぐる活動と成員カテゴリー化装置」『マス・コミュニケーション研究』(82) pp.173-191.
セミナー内容
フィールドに入り、参与観察をし、聞き取りをし、メモをとる。そういった中で 積み重なっていったデータをいざ分析しようとするとき、どのような分析をすれば 良いのか。本セミナーでは、エスノメソドロジーの視点からフィールドノートという テクストデータの分析の仕方を学びます。具体的には、
  1. インタビューデータやフィールドノートなど、フィールドワークで得られたデータの扱い方。
  2. 得られたデータの中からテーマ、分析対象を絞る際の方針。
  3. そしてフィールドノートの分析の仕方。
この三点について、具体的な論文執筆過程を題材にお話しします。さらに以上の内容を 踏まえ、具体的なテクストデータの分析、データを用いた実習を予定しています。

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申込と参加方法

  1. 下記リンク先の申込フォームよりお申込ください。受付は先着順となりますが、実際に分析に携わっている/携わろうとしている方を優先したいと考えているため、若干の調整をおこなう場合もあります。あらかじめご了承ください。
    • 「エスノメソドロジーの視点」(セミナー番号14em04) [申込]
    • 「インタビューデータの分析」(セミナー番号14em05) [申込]
    • 「フィールドノートの分析」(セミナー番号14em06) [申込]
    ※複数のセミナーへのお申込も可能です。その場合、お手数ですがセミナーごとにそれぞれお申込の手続きをお願いします。
    ※会員と非会員で参加費用が異なります。各セミナーの申込サイトには会員価格しか表示されてない場合がありますのでご注意ください。
    ※現在非会員の方で、会員価格での受講を希望される方は、可能な限り当日までに入会手続きをお済ませください。(→入会のご案内) やむをえず当日までの入会が間に合わない場合は、会場での入会も受け付けます。
  2. 参加費は会場でのお支払いとなります。その場で領収書を発行いたしますので当日直接会場にお越しください。なお会場および事前の課題等について講師から連絡があった場合は講師の指示に従ってください。

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お問い合わせ

  • エスノメソドロジー/会話分析研究会セミナー企画担当 seminar[at]emca.jp

→研究会の活動→入会のご案内